
技術と情熱で、未来を創る。
Nero Rossoは、誠実さと情熱(Earnest Passion)をもって技術を活かし、ローコード開発を通じてビジネスに価値を生み出します。
ローコード開発の現場で見てきた課題と、私たちの考え
私たちは、現場で実際に経験してきた課題をもとに、エンジニアリングの本質を問い直したいと考えています。すべての現場がそうではないかもしれませんが、多かれ少なかれ、同じような問題が発生しているのが実情です。
技術力の課題

ローコード開発に潜む技術力不足
ローコード開発では、ツールを使うことでシステム開発のハードルが下がり、技術力が十分でないエンジニアでも一定の開発ができるようになっています。しかし、そうした環境のもとで、設計やプログラミングの基礎を十分に学ばないまま実務に入るケースも増えています。
技術的な知識が不足すると・・・
設計の統一感がなく、非効率なプログラムが生まれやすくなります。結果として、修正にかかるコストと時間が膨れ上がり、システム全体の品質が低下します。
技術の習得は不可欠
ローコード開発でも、基本的なプログラミングの知識やシステム設計の理解は必須です。ツールを活用しつつも、技術力を高め、設計や保守性を意識した開発を行うことが重要です。エンジニア自身が基礎技術を学び、システム全体を俯瞰して設計を行うことで、より効率的で持続可能なシステムを提供できます。
マインドの課題

エンジニア自身のマインドの問題
エンジニアの中には、開発を「システムを作る仕事」ではなく「決められた作業をこなす仕事」として捉えている人もいます。特にローコード開発では、ツールが自動で処理を補うことも多く、システムの内部構造に意識を向けないまま開発を進めるケースが見受けられます。
開発を単なる作業と捉えると・・・
システムの品質向上や最適化への意識が薄れます。目の前のタスクを片付けることが目的になり、より良いシステムを作るための工夫や、自発的な学習が不足しがちです。結果として、動くが作り直しや手戻りが発生しやすくなります。
マインドの醸成
エンジニアが「決められた作業をこなす」だけではなく、システム全体を俯瞰し、より良いものを作る意識を持つことが重要です。そのためには、開発プロセスの中で、単に実装するのではなく、設計の意図を理解し、改善点を提案する姿勢が求められます。また、技術の習得を継続的に行い、システム全体の品質向上に貢献できるマインドセットを醸成することが必要です。
コミュニケーションの課題

コミュニケーション不足が生むズレ
システム開発では、クライアント自身が明確な要件を持っていないことがあり、対話を通じて具体化することが求められます。しかし、要件の擦り合わせが不十分なまま進められるケースが少なくありません。また、エンジニア同士の情報共有が不足すると、仕様の意図が正しく伝わらず、開発の方向性にズレが生じることがあります。
認識のズレが生じると・・・
開発途中で大幅な修正が発生し、スケジュールの遅延やコスト増加につながります。クライアントが期待していたものと異なるシステムが出来上がることもあり、最終的に開発のやり直しが必要になる場合もあります。
コミュニケーションは密に
クライアントやエンジニア間でコミュニケーションを取り、要件を明確にすることが重要です。定期的なフィードバックや情報共有を行い、進捗を確認しながら方向性を合わせる、エンジニア同士での認識を一致させるためにも、早い段階での詳細な議論と、ドキュメントでの確認が不可欠です。
誠実に、情熱的に。
私たちは、こうした現場の課題を解決するために、確かな技術と情熱を持つエンジニア集団を目指します。
開発を「単なる作業」ではなく、「価値を生み出す創造的な仕事」として取り組み、現場の在り方を変えていきます。